「笑顔が増えて幸せ」。リウマチが順調に回復中。
昨年秋から週2回のペースで通院している60代女性。
全身ほとんどの関節に痛みと可動制限、その他動悸・呼吸困難などがありました。そのせいで、春先までは常に暗い顔で来院し、痛み・不安・疑問を訴えていました。
「リウマチ因子の攻撃だと病院で言われた」
「薬を中止したけれど、血液検査の数値が悪化している」
「様々な痛みで眠れないし、寝てもすぐに痛みで目が覚める」等々、数えれきれないほど。
でもこの方の偉いところは、私の指導によって薬(リウマトレックスなど)を一切止めたことです。それは私の説明をすぐに(ある程度)理解してくれたのと、何年も副作用に悩まされてきた、ということがあります。
10年間薬を飲み続けても、治っていないどころか悪化していくことへの不安と疑問。血液検査の数値だけは薬で下がることはあっても、痛みなどの症状は改善していなかったのです。
そしてもう一つは、ご主人の理解と愛情の深さです。車で片道2時間以上をかけて冬の吹雪の中でも運転。奥さんが痛みで弱気になっているときは、自然形体を信じなさいと励ましてくれました。
「周囲の人から、送迎も大変でしょうと言われますが、ここにくれば妻も楽になって笑顔になれる。それは何ものにも変えられませんから」
そう、自然形体の治療後は痛みも苦しさも楽になり、笑顔で帰っていかれるのです。しかし、良い状態は数時間~1日くらいしか持ちません。
しかし痛みの原因はリウマチ因子の攻撃ではないし、薬で強制的に数値だけを改善しても意味がありません。薬を止めれば一時的に検査結果(数値)は悪くなりますが、これは気にする必要がありません。それが嘘いつわりのない現状の姿だからです。
実際、当院での自然形体療法を続けていくうち、数値は徐々に悪化しましたが、痛みや腫れは改善してきました。痛みが改善していけば、今後自然と数値は正常値に戻るでしょう。
最近は、ほとんど可動のなかった右手首が見違えるように動くようになり、熟睡できる日の方が多くなりました。もちろん、治療前から笑顔でいらっしゃることが多くなりました
「テレビを観ていて涙が出るほど笑うこともあって、本当に幸せを実感しています」
この方のほかにもリウマチ患者さんがたまに来院しますが、やはり「因子が…」「炎症反応が…」とおっしゃいます。痛みの原因が因子の攻撃であるなら、自然形体の治療で一瞬にして痛みが消失または軽減するのはなぜでしょう。けっして暗示などでごまかしている訳ではありません。痛みの原因をそれに適合した方法で治療してやればいいのです。痛みの原因は一つではありませんし、この理屈を知ってしまうと、薬で治るはずのないことが良く理解できます。
次回は、最近流行の(?)、生物学的療法についてです。
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「様々な痛みで眠れないし、寝てもすぐに痛みで目が覚める」等々、数えれきれないほど。
でもこの方の偉いところは、私の指導によって薬(リウマトレックスなど)を一切止めたことです。それは私の説明をすぐに(ある程度)理解してくれたのと、何年も副作用に悩まされてきた、ということがあります。
10年間薬を飲み続けても、治っていないどころか悪化していくことへの不安と疑問。血液検査の数値だけは薬で下がることはあっても、痛みなどの症状は改善していなかったのです。
そしてもう一つは、ご主人の理解と愛情の深さです。車で片道2時間以上をかけて冬の吹雪の中でも運転。奥さんが痛みで弱気になっているときは、自然形体を信じなさいと励ましてくれました。
「周囲の人から、送迎も大変でしょうと言われますが、ここにくれば妻も楽になって笑顔になれる。それは何ものにも変えられませんから」
そう、自然形体の治療後は痛みも苦しさも楽になり、笑顔で帰っていかれるのです。しかし、良い状態は数時間~1日くらいしか持ちません。
しかし痛みの原因はリウマチ因子の攻撃ではないし、薬で強制的に数値だけを改善しても意味がありません。薬を止めれば一時的に検査結果(数値)は悪くなりますが、これは気にする必要がありません。それが嘘いつわりのない現状の姿だからです。
実際、当院での自然形体療法を続けていくうち、数値は徐々に悪化しましたが、痛みや腫れは改善してきました。痛みが改善していけば、今後自然と数値は正常値に戻るでしょう。
最近は、ほとんど可動のなかった右手首が見違えるように動くようになり、熟睡できる日の方が多くなりました。もちろん、治療前から笑顔でいらっしゃることが多くなりました

「テレビを観ていて涙が出るほど笑うこともあって、本当に幸せを実感しています」
この方のほかにもリウマチ患者さんがたまに来院しますが、やはり「因子が…」「炎症反応が…」とおっしゃいます。痛みの原因が因子の攻撃であるなら、自然形体の治療で一瞬にして痛みが消失または軽減するのはなぜでしょう。けっして暗示などでごまかしている訳ではありません。痛みの原因をそれに適合した方法で治療してやればいいのです。痛みの原因は一つではありませんし、この理屈を知ってしまうと、薬で治るはずのないことが良く理解できます。
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