有痛性分裂膝蓋骨の痛みは何か? (高1女子バケット部員)

先天的に膝のお皿が分裂しているために痛みが出ているとされる、有痛性分裂膝蓋骨。
では具体的にどこがどういうふうに痛いのか? 当院では2度目の症例ですが、前回の症例報告より少し詳しく説明します。

一昨年の夏から左膝が痛み始め、整形外科に受診したところ先天性有痛性分裂膝蓋骨と診断されました。ストレッチと運動制限みを指導されましたが、その後も痛みに耐えて頑張ってきました。
現在高校一年生の女子バスケットボール部員です。

練習では走ってもジャンプしても痛みます。
立位の検査では、90度近くまで曲げると膝外側の下方に痛みが出ます。仰臥位でも同様です。圧痛はありません。
オスグットなどと同じように、筋肉がガチガチになっていましたが、治療後は曲げてもその場駆け足をしても痛みがなくなりました。筋肉の状態が完全ではないので再発も心配されますが、治療するたびに完全回復に向かうことでしょう。

さて、今回の痛み。
病院の診断どおり、本当に膝のお皿が分裂した痛みなのでしょうか?
理屈で考えてみましょう。
有痛性とわざわざ名前をつけているとおり、分裂しているだけでは痛みは出ません。そもそも、分裂していると言っても周囲の組織にしっかり守られていますから心配はないのです。
先天性なのに、ミニバスをやっているときも、中2の夏前までも痛みありませんでした。

病名だけ見ると骨の痛みと思いがちですが、骨は外傷などによる骨折でもしていない限り痛みません。
しかも「痛くないときもある」と言っていましたから、骨の痛みではありません。
あとは関節の不整合か、筋肉か、腱か、靱帯かということになります。
関節の不整合、特に動作時のずれはすぐに治療で解消されますから、それをやっても痛みがとれないのであれば、可能性はあと3つ。
筋肉は膝周辺では腱になっていますから、筋肉ではない。残るは二択。
過度の筋肉疲労で腱が炎症状態になってしまえば、一定の範囲で軽く押しただけでも痛みます。この患者さんの場合、圧痛はほとんどありませんから腱の痛みではありません。靱帯の状態によっては圧痛もありますが、痛み方が腱の炎症とは違います
今回は、靱帯ですね。したがって、痛みはすぐになくなりました。
(これは本人と父親に向けた説明のために考えた理屈であって、治療中はすぐに靱帯の痛みと分かりました)

半月板損傷と同じく、病名は原因を正しく表現していないことがあります。診断は自然形体の理論にあてはめて、個別に、慎重に行わなくてはいけません。



2013富士登山 076
富士山頂から、夜明け前。
似たような写真が続きますが、普段見れない風景だと思いますので(笑)



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