半月板損傷手術がいかに意味がないことか、そろそろ分かって欲しい

半月板損傷手術がいかに間違った治療法であるかは以前にも書きました。

半月板損傷は誰にでもある?


幸運にもブログを読む機会があって、理解したうえで来院された方は皆さん回復されています。今日も病院で《半月板損傷》と診断された中学2年生の男子が来院しました。きっかけは私のブログが父親の目にとまったからですが、実はお父さん自身も半月板損傷手術の経験がありました。しかし術後が思わしくなく、息子には手術を受けさせたくないと思ったそうです。今日の施術と、今後は指導した通りストレッチを正しくできれば、痛みは再発しないでしょう。
膝の痛みの原因は、筋肉または靱帯の問題や(状態には様々な種類があります)、関節のずれまたは不自然な噛み合わせによる神経の痛みです。

膝の症状の有無にかかわらず、半月板の損傷はありふれたものです。膝に無症状の人を対象にMRI検査した結果、平均で18.3%の人に損傷がみられます。次の記事をご覧ください。
 無症状膝のMRIにおける異常所見の発生頻度(外部リンク)
健康な人でも2割の人に半月板損傷があるのですから、膝が痛い人ならなおさらですね。それが痛みの原因ではないのですから、半月板にとっては冤罪のようなものです。

プロスポーツ選手も半月板損傷と診断され、手術に踏み切る例が多くあります。最近の例ではプロ野球のMBLの松井秀喜、千葉ロッテ・荻野貴司、サッカーの本多圭祐などです。松井選手は術後も長い間苦しんだり反対の足も傷めたりしてその力を発揮できないでいます。荻野・本多選手は心配していた通り再発してしまいました。まだ長いプロ生活、完治した状態でプレーできる日が来るのでしょうか。心が痛みます。

損傷した半月板の除去手術はそれほど難しい手術ではないはずです。もし半月板の損傷が痛みの原因であれば、手術の傷口が治ったらそれで完治のはずです。なぜ数カ月もリハビリが必要なのでしょう。手術しなくても、それだけの期間無理しなかったら、自然に治っていたかもしれませんね。

松井選手の膝についてネット検索していたら、日本のスポーツ医学の権威ともいえる医師のインタビュー記事が目にとまりました。複数のプロ球団や競輪選手などに指導したり、JOCの強化スタッフにもなっている方です。
これを読むと、いかに痛みについて分かっていないかわかります。一部抜粋して紹介しますが、突っ込みどころ満載ですね(苦笑)
※(?)印のコメントが私のツッコミ部分です。

◎膝の痛みについて
ドクター「ひざの痛みというのは突然きます。骨には神経がありますが、半月板には神経が通っていません。腫れが出るまで自覚症状がないのです。水がたまって腫れることによって、関節内に痛みが生じるようになるのです。(以下略)」

(?)「腫れが出るまで…」とありますが、腫れとは内傷などを治すため身体が血液を集めて起きるものです。半月板には神経どころか血管も通っていませんから、腫れようがありません。
さらに「水がたまって腫れると痛みが生じる」とありますが、では痛みの原因は膝の水なのでしょうか? 半月板の問題はどこへ?
また、膝の水は溜まったから痛いのではなく、痛いから水がたまるのです。膝の水とは関節液のことで、関節の動きを滑らかにする潤滑材の役目があります。したがって、一定量は必要なものであり、膝に限らず全ての関節に存在しています。

◎膝に負担をかけないようにするには
ドクター「腫れ、痛みがなくても2週間に1度ぐらい定期的に関節液を入れていくことが最善策でしょう」

(?)関節液は、身体の中(滑膜)で必要量作られるものです。作り過ぎて袋(関節包)がパンパンになったのがいわゆる《水がたまった》状態ですから、あえて外部から足してやる必要がありません。上記で「水がたまって腫れて痛みが出る」と言ったばかりなのに。

◎膝と体重との関係
ドクター「体重が重ければその分、ひざに負担をかけます。ひざを痛めている選手の大半は体重が重い選手…」

(?)膝を傷める原因は体重ではありません。体重が増えれば、それに比例して靱帯や骨も強化させるので、体重による負担は問題ありません。女子マラソンの高橋尚子さんが半月板を損傷したのは、体重のせいではなく走り込みによる負担が原因です。またその場合でも、痛みの原因は前述のとおり半月板損傷ではありません。



プロスポーツ選手など、有名になればなるほど、超一流とされる大病院や、海外の権威ある医師を頼って受診しますが、実はこんな状態なのです。
将来、自然形体療法が世間に認知されるときが来たなら、日本は必ずスポーツ大国になることでしょう。
生きているうちに、そうなればいいなあ……(またまた苦笑)


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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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内容を拝見させて頂きましたが
医師の疑問については共感する所もありますが
それに対するあなたの意見も少しおかしい気が、、、
滑液はいわば潤滑油のようなものですが痛いから出るのでなく傷があるため出るのです。
痛いから水がたまる。これはあなたもご存じ関節内には神経がないので痛みは無いのでは?(笑)
傷→水が溜まる→結果組織が膨らみ拍動痛として見られる現象ではないでしょうか?
人の自然治癒力には可能性を感じます。しかしそれにも限界があります。
私自身半月板損傷していて4年手術せずに可動域が狭くならないようストレッチ程度しかしてませんがやはり半月板ロッキングによる激痛がたまに襲いかかります。このブログをみると手術全否定のように感じますが好きなスポーツすら軽く動いただけでもいつまた痛みが突然くるか分からない恐怖、制限される苦痛は経験者でなければわかりませんよね?
手術無しで生活には支障ありませんがスポーツ出来ないのはそろそろ辛いんで時間もやっとできたんで手術してきます。いきなりすいませんでした。当然私の考えも間違ってる可能性があるので一般の方もこのコメント見て全てを鵜呑みにしないよう。では。

ご意見ありがとうございます。

こんにちは。
一度、医師や柔整師のかたのお話を聞いてみたいと思っていました。
いただいたご意見に、また私の方から述べさせてもらいますが、何度かここで意見交換ができれば幸いです。

引用(>部分)しながら意見を述べます

> 滑液はいわば潤滑油のようなものですが痛いから出るのでなく傷があるため出るのです。

→ここは一般のかたに誤解を与えると悪いので補足します。
 滑液は3ml程度、常にあるものです。傷があって作られる分だけではありません。また、傷があるために滑液が作られるのではないと思います。滑液には傷を治す力はないはずですから。膝の障害で滑液が作られるのは主に動きが悪いのを改善するためと思われます。
半月板以外の血管が通っている組織に傷がついた場合は、そこを修復するために血液が集められて腫れ(炎症)になります。
膝の水による膨張と、傷を治す腫れを区別して考えないといけません。

> 痛いから水がたまる。これはあなたもご存じ関節内には神経がないので痛みは無いのでは?(笑)

→ちょっと説明不足でした。痛いというのは筋肉や靱帯、関節の不自然な動きによる神経痛を差しています。
 ようするに、半月板などの関節内の痛みではなくその周囲の痛みということです。その痛みが”滑液が足りない”と身体(脳)が判断してしまったとき、滑液をたくさん作る指示がだされるようです。
なお一般向けに補足で、関節内に神経がないのではなく半月板と膝軟骨に神経がありません。


> 傷→水が溜まる→結果組織が膨らみ拍動痛として見られる現象ではないでしょうか?

→確かに、水が溜まり過ぎて(というか必要以上に生成しすぎて)そのことで拍動痛がでることはあるでしょうね。ご指摘ありがとうございます。ただし、半月板損傷とは直接関係がないと思います。
半月板は滑液から栄養分を採って新陳代謝していますが、傷を治すために増量されるとは考えにくい。なぜなら痛みを伴わない半月板損傷は健常者にも2~6割みられる訳ですから。

水が溜まる原因は、関節内の異常圧力、腰椎の捻じれ、極度の筋肉疲労があります。しかしそれは二次的な痛みであり、水が溜まるもととなった第一原因がまず問題です。
本文で言いたかったのは、半月板以外の原因で痛みが生じ、水が溜まったということ。半月板損傷でなくても水はたまることがあるので、そこを区別したかったのです。

> 人の自然治癒力には可能性を感じます。しかしそれにも限界があります。

→もちろん、さまざまな要因で自然治癒力には限界はあるでしょう。しかしどこまでが限界なのかを知ることもまた困難です。再生が期待できないとされている膝軟骨が、貧乏ゆすりだけで回復した例が九州の整形外科から発表されましたね。


> 私自身半月板損傷していて4年手術せずに可動域が狭くならないようストレッチ程度しかしてませんがやはり半月板ロッキングによる激痛がたまに襲いかかります。このブログをみると手術全否定のように感じますが好きなスポーツすら軽く動いただけでもいつまた痛みが突然くるか分からない恐怖、制限される苦痛は経験者でなければわかりませんよね?

→今は手術全否定ではありません。最近は破れた半月板を縫合することも増えてきたようで、それはやっておいて損は無いでしょう。ただし、それで痛みがなくなるわけではありません。
除去手術についてはほぼ全否定です。

> 手術無しで生活には支障ありませんがスポーツ出来ないのはそろそろ辛いんで時間もやっとできたんで手術してきます。

→手術をすればスポーツができるようになる、というのは非常に危険な認識ですね。
 ただし半月板を縫合するならどうそ。しかし、除去手術であれば、今一度考えなおしていただいて、最寄りの自然形体療法の治療院で施術を受けてください。
半月板ロッキングによる激痛がたまに襲いかかるとのことですが、もしかすると半月板によるロックではなく、膝関節の不整合または動作時のずれによる痛みかもしれません。その場合は、自然形体療法による「動作法」という手法が唯一、劇的に効果があります。ただし、そのずれを起こしているのは周辺の筋肉ですから、筋肉治療も同時にやることで再発を防止します。
普段は生活に支障がない程度という様子ですから、手術しなくても大丈夫と思われます。
半月板を除去すると、将来的に日常生活にも支障をきたす恐れがあります。手術したいと思っても、それは最後の手段にとっておいて、まず手術しなくても回復できる道を試してみてください。
当院にはそういう思いの方が来院されています。

またご意見をお寄せ下さい。
プロフィール

ひろた自然形体療法院

Author:ひろた自然形体療法院
 
院長氏名:廣田正博
所在地:阿賀野市小浮847番地

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