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水分より塩分がカギ? 減塩運動は逆効果? 熱中症のお話。

昨年の夏も暑かった記憶がありますが、今年も梅雨明けからお盆を過ぎるまでの期間は異常な暑さが続きました。
私も熱中症ではないか、という状態になってちょっと焦ったことがありました。

私の場合は暑い中でのトレーニングが引き金でした。お盆休暇さなかの夕方、自宅裏付近の河川敷駐車場で2時間ほどダッシュ系のトレーニングを行いました。
この日も異常に暑かったものの、夕方だからまだまし、という認識でした。ドリンクも普段ならスポーツドリンクを持参する所、この日は豆乳にプロテインを溶かしたもの500ml程度でした。
汗を異常にかいた(推定では3リットル前後)ものの、トレーニング後はやり終えた充実感で包まれていました。
帰宅してシャワーを浴び、夕食にはビールを2本(350ml×2)。まだ元気。
その後2階リビングでくつろいでいたときに異変が起こりました。異常に身体がキツイ、苦しい。
背中も痛み始めます。あまりに辛いので妻に頼んで背中を擦ったり、マザーキャットで治療してもらったりしていましたが、全然楽にならない。
ちょっと起きてみましたが、今まで経験したことのない苦しさです。そのとき、ふと思いました。
(これ、救急車も考えたほうがいいかも)根拠はありませんが、ちょっと命に危機を感じました。
そのとき、妻が「ポカリスエットでも飲む?」と言ってくれたので、(あ、それだ)と気が付き、2リットルほどをがぶ飲みしました。
その後、徐々に落ち着きはじめ、約1時間程度で回復しました。

それから数日後、同級生が熱中症で急死するという事態が発生しました。仕事から帰って自宅で悪化し、妻の運転で病院に向かう途中で心停止となったそうです。そう、暑いさなかより、少し時間が経ってから悪化するケースも有るのです。
私の場合も似たようなものだったかもしれません。

アルコール類、特にビールは飲んだ以上に尿の排出などで水分が失われるため、水分補給にはならないそうです。ただ、水分も大事ですが、それ以上に塩分不足によることのほうが大きいかもしれません。
昔はどこの家庭でも、麦茶に塩を入れて飲んでいたように記憶しています。他にもスイカ、トマト、トウモロコシ、枝豆、とにかく夏は塩を掛けまくって食べていました。
武田鉄矢氏がラジオ番組で語っていましたが、江戸時代の最大の拷問は『塩抜き』だったそうです。人は塩分を採らないと立ち上がることもできないくらい、弱ってしまうそうです。戦国武将にもいましたね、敵に塩を贈った人。塩、大事です。

高齢者の熱中症が年々増加しているそうです。
夏になると、テレビでも盛んに「エアコンを使いましょう、水分をこまめに摂りましょう」と呼びかけています。中にはスポーツドリンクうを勧めることもありますが、多くは「水分、水分」と言っているようです。
そのことも踏まえると、もしかして高齢者の熱中症増加は、ここ数年来続いている『減塩運動』にも一因があるような気がしてきました。つまり、慢性的な塩分不足に加え、夏はさらに塩分不足になる。そして減塩運動に洗脳された脳は、昔のようにスイカやトウモロコシに塩を降って食べることに罪悪感を覚えてしまうのではないでしょうか。

減塩運動の始まり頃は、一日10グラムを目処に、という程度でしたが次第に5~6グラムにとか、最近では2~3グラムでも良い、などというネット上の記事も目にするようになりました。
しかも、『昔の人は2g程度しか塩を摂っていなかったはず』などという推測も含めながら、減塩運動はどんどん拍車がかかっているようです。
昔の人が2グラムしか塩分を摂っていなかった? そんなことありますかね?
昔と言ってもいつの時代を言っているのかしりませんが、昔の梅干しは1個で2グラムの塩分が含まれています。その他のおかずも、しょっぱい漬物、味噌汁等々。とても”昔の人”が一日2グラムの塩分で済ましていたようには私には思えません。

うちの近所の内科医は、私の両親に向かって「塩をとりなさい」と言ってくれます。
『塩』大事です。減塩運動について改めて考えさせられた一連の出来事でした。

(※熱中症で急逝された故 K・I 君のご冥福をお祈りします。)



★ひろた自然形体療法院 《新潟県阿賀野市小浮847》
 tel  0250-68-1400

tag : 減塩運動 熱中症 新潟 阿賀野市

水飲み健康法は、何をどう飲めばいいのか。

久しぶりに『カテゴリー:健康コラム」への投稿です。
患者さんからメールで問い合わせがありましたので、せっかくなのでこちらに掲載しました。
飲み健康法については、ネット検索すると、推奨している記事も反論している記事も数多く出てきますので、詳しくはそちらもご参考にされてください。なるべく多くの記事を読まれると良いと思います。
ここではなるべく簡潔に述べたいと思います。

を飲む健康法では、多数の記事で「食事以外に(液体として)口から補給する量は、一日1~1.5リットル」とされています。
これは欧米人の基準らしいので、分を多く含む「ごはん」を主食とする日本人であれば、おおよそ1リットル前後であろうと推測されます。食後のお茶やコーヒー、薬やサプリを飲むときの、のどが渇いたときの分補給(、ジュースなど)などの合計で1リットルですね。
お酒などのアルコール類は利尿作用などにより飲んだ以上の水を排出するらしい(特にビール)ので、水分補給にはならないそうなのでご注意を。
あとは体格とか夏場などの気温上昇による発汗、運動、などを考慮して補給するのが良いと考えますが、不足気味よりは“少し”多めに取るほうがいいでしょう。

一日に大人が食べ物や飲み物、体内で作られる代謝水の合計が約2400ml、尿や汗で排出される量がやはり2400ml。つまり、普通に生活していれば、だいたいバランスが取れているのです。
注意が必要なのは、バランスが取れているかもしれない摂取量にプラスして「水だけで2リットル以上の水を飲む」という健康法が良いかどうか、です。
カフェインや糖分の取り過ぎを考えると、食後のお茶やコーヒー以外では、水のほうがいいでしょう。しかし、水の取り過ぎによる“水毒”も指摘されていますので、あまり一日の目標値を決めて“無理に飲む”ことには注意が必要です。
飲みたくない(身体が欲していない)のに、飲むことは結果的に身体に負担をかけるのではないでしょうか。
もちろん、推奨する意見もありますので、実行する場合は反対意見も十分参考にしたほうがいいですね。

また、「真水で2リットル取るべきだ」という考え方もあります。しかし、カフェインや糖分のことを考慮しなければ、水道水も浄水器の水も、お茶もコーヒーも、ほとんど水分なので、真水にこだわる必要はないと思います。
しかも、通常私たちが“水”として認識しているものにも、不純物は含まています。さらに、仮に“純水”を飲んだとしても、胃腸の中の未消化の食べ物、あるいは胃酸などと混ざって、一瞬にして純水ではなくなってしまいます。

ですから、食後のお茶やコーヒーのほか、牛乳や豆乳、水(水道水、浄水器の水)などで適量を取る。カフェインやカロリーが心配なら麦茶などもいいですね。


★ひろた自然形体療法院 《新潟阿賀野市小浮847》
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tag : 飲み方 阿賀野市 新潟

阿賀野市公民館成人講座「自分の体と向き合う」開催されました

阿賀野市では、いつでもどこでも無料で、気軽に利用することができる「塾のコンビニ」を開設しています。
今回は安田公民館の企画で、僧侶による座禅会2回(6/28、7/4)と私が担当する講座2回(7/12、7/19)の、計4回シリーズで開催されました。

私が理事を務めるNPO法人・阿賀野市総合型クラブの『みんなでマイナビ』でも、自己療法教室等を何回かやってきましたので、それをまとめたものを中心に、何か有意義なお話できればいいなと思いました。

7月12日(木)の一回目は、メインの講義が『呼吸法について』。
メディア等が健康法として取り上げる呼吸法が腹式呼吸一辺倒なので、「胸式呼吸も大切ですよ」という内容でした。対応する自己療法としては『バンザイ呼吸』などを紹介しました。
また、骨盤の歪みをとる自己療法『腰当てイチニ』では、参加者の方からモデルになってもらい、実際に歪みが取れることを確認してもらいました。
7月19日(木)の二回目は、今まで身体に良いと思ってやってきた”常識的な”健康法に間違いが多くあることのお話やそれに対応した自己療法『指撫法』などを紹介しました。

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話好きなのに話下手(笑)な私なので、今回はパワーポイントを使ってみました。
資料作りにちょっと時間がかかりましたが、復習にもなりましたし、理論を補完するためにネットで調べたりと、私もいい勉強になりました。


★ひろた自然形体療法院 《阿賀野市小浮847》
 

健康のために運動をすることは間違い?

「肥満は不健康の証だから運動して体重を落とそう」、「腰や膝が痛いから周辺の筋肉を鍛える必要がある」など、誰でも一度は聞いたことがありますね。
でも、ご注意を。運動すれば健康になれる、または痛みを解消できるとは限りませんよ。
肥満体型のほうが長生きするという研究データもありますから、健康のために体重を落とすことは無駄だということになります。→東北大学研究グループと厚生労働省研究班による調査結果はこちらをクリック
  当院に来る患者さんの中にも、良かれと思って運動を頑張った結果、逆に健康を害してしまった方が多くいらっしゃいます。
特にマシンを使った筋肉トレーニングは、日常生活に必要のない筋肉をつけてしまうばかりか、神経痛や関節痛の原因になる恐れがあります。
「普段使わない筋肉を鍛えましょう」とも良く耳にしますが、普段使わない筋肉とは、あなたの日常生活に必要のない筋肉なのです。
どんな筋肉も万遍なく鍛えたらボディビルダーのようになりますが、あれは見せる筋肉であって実用的な筋肉ではないですね。

運動をする目的は人それぞれです。
記録や勝負にこだわりたい人や肉体美を維持して若々しくいたい人等には運動が必要です。また趣味としてスポーツを楽しみたいという人も多いでしょう。
でも運動することでこれらの目的は達せられますが、やればやるほど、頑張れば頑張るほどケガをしたり疲労がたまったりして健康を害するするリスクが高まります。
そのことを十分念頭に置いて運動しなくてはいけません。
多くのケースでは運動することで満足してしまい、大事なケアを忘れたために、知らず知らずのうちに疲労を溜め込んでしまっています。
運動前の準備運動に始まって、運動後には十分なケア(ストレッチ体操や睡眠などの休養、栄養補給、等々)が必要なのです。

《筋肉不足や体重増は、痛みの原因ではありません》


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tag : トレーニング 健康 逆効果 新潟 阿賀野市

「運動不足だから腰などが痛くなる」は、間違い?

何気にブログの整理をしていたら、昨年3月の健康コラム「その痛み、体重のせいではありません」の後書きで、次回のテーマを予告したままになっていました。すみません 
題して「運動不足だから腰などが痛くなるは、間違い ~腰痛は腹筋が弱いせいだと言われて腹筋体操なんかしていませんか?~」です。遅まきながら説明します(他にも予告したまま忘れているのがありそう)。

腰痛に限らず、身体のあちこちに変調をきたしてくると(特に中年期以降)、「運動不足だね」と周囲から言われるまでもなく、多くの方が自覚するのではないでしょうか。
ただし、健康づくりに運動は大切なことですが、筋力低下が痛みの直接の原因であることは少ないので注意が必要です。そればかりか、急に頑張り過ぎてケガをしたり、体調を崩してしまったりすることがあります。

結論から言うと、運動するならまず第一にストレッチ体操を優先しましょう。そこに筋トレやランニングなどのトレーニングを加えるなら、さらにストレッチをしっかりやりましょう。運動のやりっ放しは筋肉を固くし、縮め、血行を悪くし、怪我や病気につながります。

なぜなら筋肉は縮むことで骨を引っ張り、その結果関節を曲げることによって運動する訳ですが、筋トレなどの強い運動ほど筋肉も強く縮みます。もしそこで終わってしまったら、筋肉を縮んだまま放置することになります。
分かりやすい例をご紹介します。
左右どちらの手でもいいですが、拳をグーにして強く握ってみましょう。出来るだけ力を入れて5秒以上。
それが終わったら力を抜いてください。どうですか? 指が曲がったまま、真っすぐになりにくくなっているでしょう? この状態が長い期間続くとどうなるでしょう。先ほど言ったように筋肉が固く縮んだままになってしまいます。
ストレッチ体操はウォーミングアップ効果だけでなく、疲労し固く縮んだ筋肉を元に戻すという目的があるのです。

本題に戻って腰痛を例にとると、よく「腰が痛いのは、腹筋(または背筋)が弱くなっているからだよ」と言われます。これは正しくありません。もちろん柔軟な筋肉が十分あることは大切なことです。しかし、普通に日常生活を送っていて、これからも同じ環境で過ごすとすれば、その生活に必要な筋肉(腹筋・背筋、それ以外の筋肉も)は丁度よくついているはずです。
腰痛になってしまうのは、筋肉が弱っているからではなく、悪い姿勢による歪み、睡眠不足による疲労の蓄積などによるものです。
この生活習慣を改めずに運動だけ頑張ってしまうのは大変危険です。ランニングや筋トレなどの強い運動のみならず、散歩やウォーキングだけでも長い間に疲労等が蓄積して症状となって突然現れます。

ストレッチ体操は、伸ばしている筋肉は力を抜いていますが、そこを伸ばすために他の筋肉に力を入れている訳で、これだけでも十分な運動になります。
競技志向でない限り、筋肉は鍛えるのではなく、十分伸ばしましょう




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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

プロフィール

ひろた自然形体療法院

Author:ひろた自然形体療法院
 
院長氏名:廣田正博
所在地:阿賀野市小浮847番地

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